アドラー心理学の個人心理学はどうしてヤバい?

アドラー心理学の個人心理学、これのどこがヤバいのかって?
アドラー心理学の根拠は、どこにあるのでしょう。心理学、〜学というよりも、アドラーの思想にもとづいています。アドラーの思想が根拠です。アドラーの思想が正しいとか間違っているか、これは別の話ですよ。〜学というからには、正当な根拠が求められます。思想では承諾しかねます。しかも、心理学全体については先に書いたとおり、そこへもってきて、アドラー心理学は過去を断ち切っていますから、未来から現在へと照射するニュアンスが非常に強いのです。自己啓発書と親和性がある、とも書きました。たとえば、カルト集団や新興宗教ですね、へたすると綱渡りの仕方によっては舵の切り返しが可能です。根拠のない言論のうちの、〜学と称するものほど、狙われるし、ヤバいのです。

アドラーは、「劣等感」という概念を見つけた初めての人です。彼は身長が 150 センチ程度だったそうですよ。いまでも背の高い男性は、女性に好まれる傾向にありますが、これはどうしてでしょうか。人類の歴史から紐解けば、ちゃんと理由があります。ここには書きませんけれども。
しかしアドラーは劣等感についても、根拠はともかく、軽薄なものの言い方はしていません。これまた、ヤバい。都合良く解釈されています。

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心理学の根拠は?
アドラー心理学ですが。心理学は、いわゆる自己啓発書と親和性があり、どうも都合良く使われてしまうのだけれども、無理もなくて、厳しくジャッジすれば心理学ってどの辺まで根拠ある言論、あるいは体系なのでしょうか。いつもその辺がボヤけています。哲学ともまた違うんですよね。心理学はフシギな学問です。以前に書いたとおり、心ある精神科の先生なんかは白状しています、まやかしだって。表現の仕方にもよりますけれども、よ
フロイト ユング アドラー ヤバい
が、これは精神科だけでなく、全科目が、そうかも。解明されていないことが沢山あるんですよね。人間は万能でなんでも知っているような顔してますけど、医療の現場においても未知数だらけです。まずこのことを押さえた上で心理学も傾聴したほうがいいですよ。アドラー心理学だって都合良く使われていますから。心理学の関連リンクを飛んで飛んで行くと、あっという間にカルトなぬるま湯に沈められてしまいます。正直、フロイト、ユ
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